かしこまったお手紙には「仲春の候」「春暖の候」「清明の候」「すっかり春めいてまいりました」・・・などを使うのが一般的。桜の開花の頃には「桜花爛漫の候」「桜花匂う頃となりました」・・・などと綴ると、より季節を感じられて喜ばれることでしょう。 ビジネス向きには、4月初旬から中旬頃までは「春爛漫の季節を迎え、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」が好適です。4月下旬頃には、「穀雨の候」「若葉の候」「花の盛りも過ぎ、初夏の気配が漂う季節となりました」・・・など、気候の変化を意識しながら使うとよいでしょう。 4月は新生活や新環境でのスタートの時季だからこそ、爽やかで清々しい気持ちが伝わる挨拶を心がけたいものですね。
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