近しい方が亡くなり、忌明けが12月になった場合「お香典返しのタイミングが気がかり」という方も少なくないと思います。お香典返しは四十九日の法要が済んでから贈るのが一般的です。仏式の場合は、四十九日を過ぎてからが忌明けとなります。キリスト教の場合は、四十九日という呼び方ではなく「昇天記念日」が亡くなってから1ヶ月後であるため、香典返しにあたる品物は昇天記念日を過ぎてから贈るのが一般的。神式の場合は、「50日祭」と呼ばれる儀礼を終えてからお返しの品物を贈ります。
仏教以外の場合、水引は銀色か白色のものや宗教を問わない黄白を用います。年末年始のお香典返しのマナーとしては、松の内の期間に香典返しを贈るのは避けたほうがよいので、年内できるだけ早く贈るのがおすすめです。年始に香典返しを贈る場合は、松の内が明ける1月15日以降に届くように手配するとよいでしょう。
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