天気予報などでもよく耳にする「二十四節気」は、半月ごとの季節の変化を示しています。
これをさらに約5日おきに分けて、初候、二候、三候と3等分し、1年を七十二に分けたものが「七十二候(しちじゅうにこう)」です。
「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。
七十二候の名称は、それぞれ気候の変化や動植物の様子が短い文で表されています。例えば5月15日頃は「竹笋生(たけのこしょうず)」、5月21日頃は「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」。時代を超えて日本の季節の移ろいを子細に示している七十二候、5日ごとに調べて深堀してみるのも楽しいですね。
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