室町時代から信仰されるようになったといわれている「七福神」。なかでも右手に釣竿を持ち、左手に大きな鯛を持っている「えびす様」は、商売繁盛や五穀豊穣をもたらす神様として親しまれています。そのえびす様を祀るのが「えびす講」です。
その由来は、神無月には日本中の神様が島根県出雲大社に集まり、神様が不在になる土地ばかりになってしまうため、えびす様が留守番をする神様とされました。えびす様に感謝して、商売繁盛や五穀豊穣を祈願するようになったのが「えびす講」です。
各地では家内安全や商売繁盛を願って、大判小判、鯛などの縁起物を飾った熊手や福笹飾りが販売されます。(※祭の開催日は旧暦・新暦で諸説あり、地域によって異なります)
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