室町時代に始まり公家の間で広まっていったという、歴史ある「お中元」。江戸時代には庶民にもなじみのある慣習になっていきました。お中元は本来、お世話になった目上の方に贈るのが一般的ですので、お返しは礼状だけでよいでしょう。ただし、同等の立場の場合は、同程度の品物でお返しします。何かと忙しく、うっかりお中元を贈る時期を逃してしまった場合は、「暑中御見舞い」として8月初旬の立秋までに届くようにすれば大丈夫。失礼にあたることはありません。もし、立秋を過ぎてしまった場合は「残暑御見舞い」として8月末までに届くようにしましょう。※2020年の立秋は8月7日です
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