「白いものを揃えて、フレッシュな気持ちで新年を迎えよう!」という意味を込めたフランスの習慣です。1月に新しいタオルやシーツなどのリネンを買い揃えて、新たな気持ちで新年をスタートさせます。そもそものきっかけはフランスの老舗百貨店・創業者の発案から。クリスマス後のシーズンを盛り上げようとディスプレイを考えていたところ、セーヴル通りに降り積もった雪で真っ白になった風景を見て思いついたそう。<モワ・ドゥ・ブラン>を訳すと「白い月」。かつてのハウスリネン類は白いものが多かったことからこう呼ばれ、店頭のディスプレイに数多く並べられていたのでしょう。
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