そもそも「お彼岸」とは、どういう意味なの?
お彼岸は、サンスクリット語で「悟りの世界」を意味する言葉です。人が生きる時に感じる、苦しみの元になる「煩悩がない世界」のことで極楽浄土を指しているようです。
お彼岸は、仏教的な意味合いが強く諸説が語られがちですが、現在ではお彼岸にご先祖様のお墓参りや法要を行うことが一般的とされ、故郷へ帰省するきっかけにもなっています。
お彼岸は聖徳太子の時代からはじまりました
日本独自のものといわれているお彼岸の風習ですが、はじまりは聖徳太子が活躍していた飛鳥時代にさかのぼります。
平安時代には朝廷の年中行事となり、源氏物語や蜻蛉日記にも記されました。また、現在のお墓参りの風習は江戸時代の中期頃からはじまったといわれており、昔も今も変わらず、ご先祖様に日頃の感謝の気持ちを込めてお線香やお花を供えていたそうです。
お墓参りや法要で集うことで家族の絆が深まり、故人を偲びながらお墓をきれいに掃除してお参りすることで、自分も清らかな気持ちになれる…という声も多く聞かれます。そんなお彼岸はいつまでも大切にした風習のひとつですね。