日本独自のものといわれているお彼岸の風習ですが、はじまりは聖徳太子が活躍していた飛鳥時代にさかのぼります。平安時代には朝廷の年中行事となり、源氏物語や蜻蛉日記にも記されました。また現在のお墓参りの習慣は江戸時代の中期頃からはじまったといわれおり、昔も今も変わらず、ご先祖様に日頃の感謝の気持ちを込めてお線香やお花を供えていたそうです。お墓参りや法要で集うことで家族の絆が深まり、故人を偲びながらお墓をきれいに掃除してお参りすることで、自らも清らかな気持ちになれる・・・という声も多く聞かれます。そんなお彼岸はいつまでも大切にしたい風習のひとつですね。
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