2021年の「冬至」は12月22日。「冬至」とは1年でもっとも太陽の出ている時間が短く、夜が長い日です。
冬至には体を清めるお湯に、香りの強い柚子を入れることで邪気を払う「ゆず湯」に入る人も多いのでは。その習慣は江戸時代からあったようで、江戸の年中行事を紹介する「東都歳時記」によると「冬至、今日銭湯風呂屋にて柚湯を焚く」とあります。「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く=体が丈夫」にかけてお風呂屋さんがゆず湯を始めたという説もあります。
そして冬至を越えれば、日に日に昼の時間、つまり太陽が出ている時間が長くなっていきます。来年がよき年になるよう準備を整え新春を迎えましょう。
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