「花祭り」は、お釈迦様の生誕をお祝いする行事です。 仏教の寺院では、境内にお釈迦様が生まれた場所であるルンビニの花園をあらわした花御堂(はなみどう)がつくられます。花御堂の水盤には、お釈迦様の立像を安置。参拝者は釈迦像の頭上に竹のひしゃくで甘茶を注いで拝むのがならわしです。お釈迦様が生まれたときに、天から九頭の龍が清浄の水を注ぎかけた伝説によるものだそうです。
日本には四季折々の行事や風習があります。その由来やしきたりを知ることで家族や周囲の方々との会話も弾み、自然とコミュニケーションができることも。 贈りものをお届けする訪問先でも、季節を感じさせるさりげない会話が和やかなひとときへと導いてくれることでしょう。
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